当社は、丸三綿業株式会社(本社;群馬県高崎市 代表取締役 富沢 順)、竹本油脂株式会社(本社;愛知県蒲郡市 代表取締役 竹本元泰)の3社で共同出願していたふとんのなかわた用セルロース繊維とその製造方法に関する特許を取得し登録しました。
この特許を活用した商品は、当社の10月8日より開催する大阪展示会と
10月21日より開催の東京展示会で紹介します。
1、取得した特許の名称と特許番号
中綿用セルロース繊維及びその製造方法(特許第5596743号)
2、この特許に示された方法で得られた中綿用セルロース繊維の特長
①洗濯を繰り返してもヌメリ感のある柔かな嵩高性を保ち
フェルト化しません。
②良好な制電性が有り嵩高反発性に優れています。
③シルクのような風合いで優れた吸放湿性を保有しております。
3、この特許を活用した製品の使用事例
当社は、ユーカリの木のパルプから作った精製セルロース繊維である
テンセル®に特許に示した処方を施して製造しております。
(原綿のギシギシ感が無くなりシルクの様な風合いを得ました。)
(10回洗濯を繰り返しても風合いは変わらずまた抗菌性能も
保持しておりました。)
①そのまま打綿してふとんの中綿に使用します。
②ポリエステルの短繊維と混用してウェーブシートにしてふとんの
中材やダウンジャケットなどの衣料品に使用します。
③吸湿発熱性の短繊維や消臭性能のある短繊維と混用して機能性の
あるウェーブシートに使用します。
④まくら、ぬいぐるみやクッションの詰め物などに使用します。
4、今後の予定 年間30トン程度を製造・販売の見込です。
このわたを利用し製造しましたウェーブシートを
『パワーアップ テンセル®ドリームラップ®ウェーブシート』
と名し4種類の商品として発表いたします。
和田哲株式会社ホームページニュースリリース
ニュースリリース
News release_Upgrade Tencel.pdf
レギュラー40&100
キューティセル
ルネセル
モイスセル